ICFイラストライブラリー 日本語版
 
心身機能

 
第 7 章
神経筋骨格と運動に関連する機能
運動機能
b765 不随意運動の機能
 
非意図的、無目的、あるいは半ば目的をもった、筋や筋群の不随意な収縮に関する機能。

含まれるもの
筋群の不随意収縮。機能障害の例としては、振戦、チック、マンネリズム、常同症、運動保続症、舞踏病、アテトーゼ、音声チック、ジストニー運動、ジスキネジー。

除かれるもの
随意運動の統制機能(b760)、歩行パターン機能(b770)。



b7650 b7651 b7652 b7653 b7658 b7659    
筋の不随意収縮 振戦 チックとマンネリズム 常同症と運動保続症 その他の特定の、不随意運動の機能 詳細不明の、不随意運動の機能    
非意図的、無目的、あるいは半ば目的をもった、筋や筋群の不随意な収縮に関する機能。心理的障害の一部として起こるものを含む。

含まれるもの
機能障害の例としては、舞踏病様運動、アテトーゼ運動。睡眠関連の運動障害。
関節周囲の筋群の、交互の収縮・弛緩(ふるえとなって現れる)に関する機能。 反復して一見目的があるように、筋群が不随意な収縮に関する機能。

含まれるもの
機能障害の例としては、音声チック、汚言、歯軋り。
繰り返し前後に体を揺すったり、うなずいたり、体をくねらせたりなどの、自動的かつ無目的な運動に関する機能。        
               


イラストのコピーライト 国際医療福祉大学 高橋 泰